体罰等によらない子育てを広げよう!
2020年4月から子育てにおける体罰が法律で禁止されます
近年、児童虐待の相談対応件数が増加の一途をたどり、子どもの命が失われるなど深刻な事案も続いています。
「しつけのために子どもを叩くことはやむを得ない」という意識が今も根強く存在し、しつけの名の下に行われる体罰が徐々にエスカレートすることで、深刻な虐待を引き起こす事例が多く見受けられます。
こうした状況を踏まえ、2019年6月に成立した児童福祉法等の改正法において、体罰が許されないものであることが法定化され、2020年4月1日から施行されることになりました。
この法改正をきっかけとして、子どもの健やかな成長と発達のために、一人ひとりが体罰に対する意識を変えるとともに、地域全体で子育てを行っていく必要があります。
保護者が孤立せず、子どもが育ちやすい社会であるために、周りも寛容さを持って子どもの成長に温かいまなざしを向け、地域全体が一体となって、体罰によらない子育てが応援される社会づくりを進めていきましょう。
更新日:2020年04月20日