「精華町立中学校の3学期制導入について(素案)」に対するパブリックコメントの結果

「精華町立中学校の3学期制導入について(素案)」に対する意見募集の結果は、下記の通りです。ご意見ありがとうございました。

精華町立中学校の3学期制導入について(素案)

▼募集期間 平成29年1月20日(金曜日)から2月17日(金曜日)まで

▼意見の提出者数・意見の件数 11人・11件

意見及び意見に対する教育委員会の考え方
 No. ご意見の内容 ご意見に対する考え方 
 1 2学期制よりも3学期制の方がいいと思います。現在中学校に通っているお子さんの保護者の方から聞いた話では、「夏休み明けにテストがあるから子どもたちは大変」「夏休み明けにテストがあってその後すぐに運動会があるから、運動会の練習は少ししかできずダンスがグダグダでやらないほうがいいんじゃないか」など、2学期制に不満をもっておられる様子でした。学期の途中で長期休暇(夏休みや冬休み)を挟むことを考えると、勉強の面でも、気持ちの面でも、3学期制の方がいいと思います。  夏休み明けの定期テストの実施や運動会の練習など、2学期制の課題について、より良い学期制になるよう検討していきたいと考えております。また、保護者のご意見もお寄せいただきありがとうございます。 
 2 3学期制化は賛成する。むしろ遅きに失したと思う。2回の懇談会で表されている多くの意見が2学期制の無理、不合理をついているのは、事の本質を見抜く理解だと思われる。今回のパブコメも時期の見通しが示されていないことに首をかしげます。いつから変えたいのかもことのぜひ論に関わる問題です。改訂時期は、先ずは現場の無理を最小限にする配慮が第一でしょう。そして、今後も現場主義に徹し広く教職員の声を徹する姿勢こそが教育委員会の使命であると考えます。 実施時期については、素案に示されている通り、平成30年度からとなっています。また、学校現場の意見を大切にしていきたいと考えています。
 3 3学期制導入に賛成です。現在中学校3年生の娘も大賛成です。小学生から3学期制で生活しているので、慣れている。引き続き中学校も3学期制でスタートできた方が 新しい環境にスムーズに慣れると考えられます。高校は、3学期制が多いと聞きます。中学校3年間だけが2学期制の必要性が感じられない。
・1学期終業式が 9月になるので終わった感じがしない。(中学生)
・長期休暇が終わってから新学期が始まる方がメリハリがついて集中できる。(中学生)
・9月の始め 夏休み明けすぐに 期末テストがある 暑いし頭も体もしんどい。(中学生)
・テスト範囲が広いので勉強しにくい(中学生)
・成績が悪かった時に 挽回できる機会が少ない。(中学生)
小学校や高等学校の学期制の在り方も参考に、より良い学期制になるよう検討していきたいと考えております。また、生徒の率直なご意見もお寄せいただきありがとうございます。
 4 学期ごとの区切りがあやふやで、夏休み後半からテスト対策に取りかからないといけないので、メリハリをつけにくいように感じる。小学校、高校とほとんどの学校が3学期制になっているので、揃えて貰えるとわかりやすい。
2学期制のメリットがわかりづらい。同様に3学期制のデメリットも理解出来ない。なるべく早く3学期制に戻していただきたいです。
3学期制から2学期制に移行したときのメリットの一つは、国が示す授業の時間数が行事を削減しなくても確保できるという事でした。今回の検討により、子どもたちにとって充実した学校生活が送れるようなよりよい学期制にしていきたいと考えております。
 5 3学期制移行に賛成です。2学期制にした時に、時間数が増えるとか、一生懸命お考えになったことはありがたいことと思います。その当時と比べて、授業内容が増え、子どもたちはあっぷあっぷの状態であろうと思います。少しでもわからないところを早期に救うためにも、短い間隔での評価、振り返り、再学習が必要になってきているのではと思いますので、他自治体が3学期制に戻したのも合理的と思います。 学習や部活動などを通して、子どもたちが生き生きと充実した学校生活が送れるような、学期制にしていきたいと考えております。
 6 皆さんが仰っているとおりです。全国的に2学期制が廃止されていることから同じ意見の方が多いと思います。3学期制を体験していない子どもたちは柔軟に受け入れるかもしれませんが、親からしてみれば、いろいろと見てきた結果だと思います。授業時間を増えたとしてもやる気が出ない体制や環境なら意味のなさないものだと思います。 子どもたちにとって、学習意欲が高まり、様々な取組に対し、積極的に活動できる学期制の中で、適切な学校体制の構築が大切であると考えております。
 7 わが町においては、5小学校で3学期制であることや、四月始まり、夏休み、といった日本での社会的暦からも、3学期制とするほうが現状では良いのかもしれないと思います。京都府下あるいは他府県の中学生と同じ受験をすることを考えると、時流に合わせることも大切かと思います。2学期制、3学期制、いずれであっても、小学校・中学校が足並みをそろえ、確たる教育理念のもとに先生方がいきいきと、子たちに学ぶことの素晴らしさを伝えていただける環境作りをお願いいたしたく存じます。 他地域の学期の状況も把握しつつ、本町にとって適切な学期にしていきたいと考えております。また、小中学校とも明確な教育目標のもと、子どもたちが生き生きと学べる環境をつくっていきたいと考えております。
 8 素案の理由(1)のところで、空調設備の導入・稼働がなければ、3学期制はなかったのでしょうか。3学期制を実施することにより、夏休み明けの定期考査が変更になることは、良いことだと思います。部活、宿題、体育大会に向けた準備など、余裕のあるところでテストを実施することができると思う。2学期制での単元テストや小テストなどが実施されなくなれば、その分授業時数が確保できるのではないかと思います。 空調設備の稼働により、夏休み前後の短縮授業をなくすことや夏休みの短縮など、授業時数の確保の方法が広がるため、3学期制の導入が可能となる見通しとなりました。3学期制になれば、すべての単元テストや小テストが無くなるわけではありませんので、その分での授業時数の確保は難しいと考えております。
 9 中学生の母親として意見を述べさせていただきます。3学期制になると1学期のうちに大きな試験が2回あり、対策準備ができないまま期末テストを受けることになることを懸念しております。部活動の他に習い事をする生徒も多く、今の中学生は部活動の朝練や夜遅くまでの塾通いなど、本当に時間のない過密な生活を送っています。2期制だと夏休み明けに期末テストがあるので、広範囲になっても長い夏休みにしっかりと対策ができますし、後期の期末テストに関しても冬は最終下校が早い時間になるので、時間がとれます。精華町の中学生は進学先もトップレベルの学校に多数合格できているのも、この2期制でゆとりのある生活がおくれているからだと確信しております。したがって、今までの2期制のままでお願い致します。精華町の長所であるゆとりある教育(2期制)を変更しないでほしいです。 2学期制でのゆとりある学校生活は、3学期制になっても実施できるよう工夫していきたいと考えております。定期テストの実施時期についても、学校行事等が過密になる時期を避け、生徒の負担に配慮していきたいと考えております。
 10 世間のカレンダーと異なるのは不便でしかありません。塾も習い事も他校の中学生とリズムが合わないため、常に調整に手間取り、成果が発揮できないこともあるのではないかと感じております。テストが少ないことを良しと思う子はテストや勉強嫌いの表れで、チャンスを逃している事に自覚がないのではないでしょうか。勉学最優先の中学生にとっては百の練習より一の本番だと思います。夏休みは宿題とテスト勉強の重荷をかかえ、テスト終了後は体力が消耗した状態で体育祭の練習をし、過酷なうえに満足度は今一つの様子です。早急に一般的なリズムに戻し、分かりやすい成績評価と高校生活に向けた準備を整えていただきたいと思います。 子どもたちにとって充実した学校生活が送れるよう、9月の学校行事については、無理のない形で実施できるよう日程調整をしていきたいと考えております。
 11 素案で年間授業時数のために夏休み短縮、9月始まりを少し早める工夫とありますが、今まで2学期制のために授業中に小テストをする必要がなくなるので早く始める必要がなくなると思います。豊中では夏休み始め7月末までに宿題を終わらせ8月の1か月を語学力アップと今しかできない経験として毎年ホームステイに行かれていました。夏休みの部活動も未来のある子どもたち!!何のチャンスがあるかわかりません。今しかない時を大切に考えてあげてください。 過密なスケジュールでの学校行事や定期テストの実施ではなく、ゆとりを持った教育課程の編成に努めていきたいと考えております。
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更新日:2019年03月15日