精華町森林管理保全指針（せいかの森林の道しるべ）を策定しました

    精華町ではこれまで、緑豊かな調和のとれたまちづくりに向けて、開発と保全、都市と農村の調和のとれたまちづくりを推進してきました。

    森林地域においては、森林の保全と育成を基調としながら、人と自然の共生できる里山空間の形成を図ることで、貴重な森林の緑を保全し、後世に伝えていくことを目指しています。

    その中で、森林の管理と保全のため「森林管理の適切な推進」「木材等資源の有効活用」「企業・住民参加の森林づくり」を方針として精華町森林管理保全指針を策定いたしました。

    この指針の策定にあたっては、平成30年度から京都府立大学地域貢献型特別研究（ACTR）を活用して森林の学識経験者による専門的見地から町内の森林を調査し、町の実情に沿った指針の策定に取り組んできました。

    令和2年度では1,000人を無作為抽出した住民アンケートと人工林の調査を実施し、これまでの調査結果と併せて（仮称）精華町森林管理保全指針検討委員会（WEB会議4回、現地検討会1回）で森林に関する有識者や住民活動団体の方にご議論いただく資料として活用することで指針の素案を作成しました。

    その後、素案をもってパブリック・コメントで意見を募り、精華町森林管理保全指針の完成に至りました。