極楽寺(ごくらくじ)

詳しい創立の時期は不明ですが、元禄16(1703)年や享保17(1732)年の什物の仏画があることから、江戸時代の半ばには既に存在していたと思われます。

阿弥陀如来坐像(本尊):1躯

江戸時代の作です。

薬師如来坐像(薬師堂本尊):1躯

室町時代のものと思われます。

地蔵菩薩立像(薬師堂安置):1躯

江戸時代の作と思われます。

梵鐘:1口[京都府指定文化財]

応長2(1312)年の刻銘があります。それによると、ここから近くにある字山田の医(伊)王寺(現在は廃絶)に僧定意が願主となって寄進したもので、鎌倉時代にさかのぼる梵鐘の一例として貴重です。

この他に、安永8(1779)年と昭和4年の修理銘から、元禄16(1703)年の製作と判る涅槃図(ねはんず)や、寛保17(1732)年と裏書された阿弥陀二十五菩薩来迎図があります。

<所在地> 精華町大字柘榴小字垣内71番地
<連絡先>  0774-72-7854
極楽寺
極楽寺鐘楼
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更新日:2019年03月15日