大日大聖山田不動明王 普賢院(ふげんいん)

由緒などは不詳。明治16年、近くの長福寺を合併しました。

毎年4月の第1日曜日には、護摩供が行われています。

不動明王坐像:1躯

不動明王像の像底はめ込み板に墨書があり、享保12(1727)年の作と知られています。当寺は別に享保11(1726)年の棟札が残っており、両者は一連の造営と考えられています。

普賢菩薩坐像:1躯

像内に二包の文書が納入されています。一つは宝篋印陀羅尼(ほうきょういんだらに)、もう一つは同陀羅尼願文で、後者の包紙の表書、さらに裏書から、享保3(1718)年の造立と知られています。

阿弥陀如来坐像:1躯

頭部前面は鎌倉時代(13世紀)、体部のうち胴部は中古、両足部は近古の作で、体部内刳り面の前方と後方に墨書があります。

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更新日:2019年03月15日