稲植神社(いなうえじんじゃ)
南稲八妻および植田地区の氏神として建立された神社で、長禄年間(1457-1460)に春日神社より勧請したと伝わっています。主祭神は建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)。
応仁の乱などで焼失し一時期衰微していましたが、明治2年に再建されました。明治以前は東福寺という神宮寺(神社に附属して建てられた仏教寺院や仏堂のこと)があったと伝わっています。
なお、末社として八幡宮、天満宮、熊野宮、八王子社があり、町内丸山古墳伝承地に建立されていたと伝わる四宮神社(しのみやじんじゃ)が移されています。
▼鼻高面:1面
江戸時代の作。これを使用する祭事は現在では行っていません。
この他に、文化8(1811)年の箱書のある輿(こし)などがあります。
▼稲植神社の祇園祭り「ぎおんさん」
口伝承によると、稲植神社は元祇園(京都八坂神社の元)といわれ、毎年7月14日の夕方から行われる祇園祭りは「ぎおんさん」と呼ばれて大勢の参拝客でにぎわいます。
<所在地> 精華町大字植田小字上山122番地
<連絡先> 0774-93-1770


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更新日:2019年03月15日