卒団生・卒団生の保護者に聞きました「精華町少年少女合唱団での想い出」
篠崎美鈴さん(8期生令和2年度卒団)
小学校2年生の時に学校で合唱団のパンフレットを貰い、歌うことが大好きだったので興味を持ちました。練習の見学に行き、楽しそうな雰囲気に惹かれて入団を決めました。
毎週土曜日の練習では、1年間を通してたくさんの曲を練習します。練習を重ねれば重ねるほど、合唱でしか作り出せないハーモニーに夢中になりました。
特に心に残っている行事は最初の夏季合宿です。普段より長時間の練習ですが、レクリエーションや最終日の合唱コンクールなど、合宿ならではのお楽しみもあります。2泊3日を団員と過ごす初めての経験を通して沢山の学びがありました。
合唱団に入って特によかったと感じるのは、合唱を通じて年齢や住む地域の異なる人たちと交流できたことです。ゆずり葉コンサートや、奈良で行われた国民文化祭は、他の合唱団と合同で一つのステージに立つ、とても貴重な機会だったと感じています。
篠崎久美子さん(保護者)
定期演奏会前の練習を見学して、なかなかハードそうだなと親の方が怖気付きましたが、本人は入団を即決。その情熱を失わずに卒団の日まで走り抜けられたのは、幸せだったと思います。
歌いたくて集まった子どもたちは、声を重ねる喜びを知り、その先の課題に挑むことになります。集団のなかで自分の役割を見つけ経験を重ねることで、自分の成長を体感し自信を積み上げていく。そんな年月の繰り返しだったと思います。
保護者による練習の見守り当番がありましたが、親同士が知り合う良い機会となりました。行事や合宿など、実は保護者のほうが楽しませてもらっていたかもしれません。卒団した今でも、OB保護者の緩やかな繋がりは続いています。
合唱団は一般的な習い事とは少し違うかもしれません。美しいハーモニーを目指すことが全てではなく、様々なシーンで多くの人と関わり、成長する機会にあふれた学びの多い活動です。練習が厳しく感じることもあるかもしれませんが、先生方は一人一人を本当によく見てくださっています。ここでの経験が今の娘の土台になっているなと感じています。
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更新日:2024年09月03日