学研狛田東地区及びその周辺地域における都市計画の案に関する精華町都市計画公聴会の開催結果について

学研狛田東地区及びその周辺地域における都市計画を変更するにあたり、令和3年12月8日に精華町都市計画公聴会を開催しました。

そこで、1名の方から公述があり、その要旨と町の考え方を次のとおり取りまとめました。

今後、いただいたご意見を参考にさせていただき、都市計画の案を作成していきます。

御協力ありがとうございました。

1.案の概要の縦覧及び公述申出期間

令和3年11月17日(水曜日)から12月1日(水曜日)

2.公聴会

開催日時 令和3年12月8日(水曜日)午後2時から

開催場所 精華町役場 1階 図書館集会室

公述人数 1名

3.公述の要旨とそれに対する町の考え方

公述人

公述の要旨

町の考え方

1

当該地区は、精華下狛ICに直結しており、道路交通環境に優れていると認識しているが、今回の都市計画案では、精華・西木津地区に準じて、建築してはならない建築物として「倉庫業を営む倉庫」が挙げられており、疑問に感じている。

2016年3月のけいはんな学研都市新たな都市創造委員会による報告書では、「学研都市にあっても広域的な防災面への配慮が必要となる」と記載されている中で、当該地区は、京奈和自動車道を経由し、名神・新名神に短時間でアプローチが可能な上、高規格道路である山手幹線にも接続されている。また、2014年3月、関西文化学術研究都市南田辺・狛田地区基本調査委員会による報告書でも、「東日本大震災を契機とした物流機能の見直し」という社会的背景からも、精華西木津地区も含め企業立地が進んでいる当該地域には、企業における事業継続計画(BCP)へ寄与できる施設が必要であると同時に、周辺地域の住民に対する物流網確保も必要と考える。

よって、当該地区には、学研地区の特色を生かし、新たな技術開発を展開しながら立地企業への寄与、また地域住民への貢献が出来る物流施設の立地が適切かと思いますが、どう考えるか。

南田辺・狛田地区整備検討委員会による令和33月策定の「南田辺・狛田地区整備検討調査報告書」により、「川上から川下まで」裾野の広いピラミッド型の産業に関する企業を誘致すべく、検討してきましたが、本地区については、「関西文化学術研究都市(京都府域)の建設に関する計画」に基づく学研地区であることから、研究開発型産業施設等の整備を図ることとされているため、精華・西木津地区と同等の建築制限となります。

しかしながら、今後まちの将来を展望する中においては、公述内容の方向性も重要な課題であると考えております。

 

 

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更新日:2021年12月17日