町立中学校、3学期制導入へ
町立中学校、2学期制から3学期へ
精華町立中学校では、これまで実施してきた2学期制から3学期制へ移行します。
経過
町立中学校では、平成16年度から2学期制を導入し、授業時数を確保することで、ゆとりのある教育課程を編成し、教育内容の充実に各学校とも努めてきました。
その後、全国的には2学期制から3学期制に戻す動きが強まってきたことや空調設備の普及により夏期にも授業ができる環境が整ってきていることに加え、町民の皆さまの議論の高まりなど、大きな変化が見られ、「精華町立の小・中学校における学期制の在り方懇談会」を設け、保護者、学校関係者での議論が重ねられ、パブリックコメントも実施した中で報告書としてまとめられました。
この報告書をもとに、総合教育会議(町長・教育委員会が構成員)で、3学期制への移行に関する調整が図られ、平成29年3月の第3回教育委員会において町立中学校の3学期制への移行について決定しました。
実施時期
平成30年度から実施します。
3学期制へ移行する理由
◆ 平成30年度に空調設備の稼働が実現することで、夏季に授業を実施することもでき、2学期制のメリットであった授業時数の確保への対応が可能となること。
◆定期テストの機会が増えることで、出題範囲が狭くなり、生徒の負担軽減に繋がる。また、評価の回数が3回となり、生徒や保護者にとっても学習の進捗状況が把握しやすくなる。
◆全国的に2学期制から3学期制に移行する動きが強まり、府内においても2学期制を実施している学校がわずかとなったこと。(山城地域の府立高校も全て3学期制)
◆ 1学期の期間が長い夏休みで中断されるという問題が解消され、日本の季節感に即した学校生活を送ることができる。
◆町内の小中学校の学期制を統一することができる。
移行にあたっての取り組み
◆3学期制への移行にあたり、各校において十分な準備を行うとともに、生徒、保護者の理解を得てスムーズに進めることができるよう努めること。
◆空調整備を進め、教育環境の整備充実を図ること。
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更新日:2019年03月15日