火災の恐れあり、古い電気製品に注意

電気火災の現状

近年、電気自動車の普及やオール電化の家が建つなど、電気と私たちの暮らしは切っても切り離すことができなくなっています。精華町の火災件数は過去5年間で38件、そのうち電気機器・配線が原因で起きた火災は8件となっています。これは、精華町において出火原因別に見ると第1位の割合を占めています。  

精華町における過去5年間の火災件数
出火原因 件数
電気機器・配線     8件
放火・放火の疑い     5件
こんろ     5件
野焼き     4件
タバコ     3件

古い電気製品による事故及び火災

電気製品は多種多様な製品がありますが、どの製品においても10年以上使用していると劣化してきます。そのような劣化が進んだ製品を使用していると思わぬ事故や火災につながることがあります。NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)の「経年劣化事故データベース」によると、経年劣化による事故及び火災で最も多いのは『ブラウン管テレビ』となっており、次に多いのが『扇風機、蛍光灯器具』となっています。精華町においても、約30年間使用しているマッサージ器から煙が出たという事案も報告されています。  

お使いの電気製品の異変に注意

電気製品の経年劣化による事故や火災を未然に防ぐためにも、日頃の異変に注意しましょう。お使いの電気製品に以下の症状はありませんか?  

電気製品の異変に注意
ブラウン管テレビ 異常音、変なにおい、煙
扇風機 羽が回転しない、回転が異常に遅い・不規則、異常音、モータ部分が熱い、焦げた臭いがする
蛍光灯器具 変色している、ひび割れがある
洗濯機 異常音、変なにおい、異常な振動
掃除機 時々止まる、コードのプラグが熱い
コンセント・プラグ・延長コード 触って熱い、プラグの先が変形、ほこりが溜まっている、変色している
電子レンジ 変なにおい、煙、火花
石油ファンヒータ 点火しにくい、温風が少ない、異常音

もし、製品に異常が見つかった場合、まずは販売店にお問い合わせください。贈答品などにより、販売店がわからず修理等の依頼ができない場合は、メーカーにお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 消防署 警備第一係・第二係・第三係
〒619-0244 京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字寄田長31番地
電話番号:0774-94-5630
ファックス:0774-94-5493
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更新日:2019年03月15日