「洛いも~LAKU-IMO~」の特産化に向けて

「京都府立大学が系統を選抜・保管する特別の苗から育てたダイショ(イモ)」を新たに「洛いも~LAKU-IMO~」と名付け、精華町・京都府立大学の連携協力包括協定(こちら)による産学公連携事業として特産化に取り組んでいます。

この事業は、町・大学の他、JA京都やましろ精華町花き部会や栽培農家、精華町特産品開発連絡協議会などと一体となって進めています。

「洛いも」とは

「洛いも」とは、「ダイショ(イモ)」を京都府立大学で、選抜して育ててきたものです。今回特産化へ向けた取り組みをする上で、「洛いも」という名称がつけられました。 「ダイショ(イモ)」は、ヤマノイモの一種で、長芋より水分が少なく、粘りがとても強く、ほのかに甘味があるという特徴があります。 夏場は、緑のカーテンとして活躍し、秋になると収穫して美味しく食べられるという一石二鳥な作物となっています。 詳しくは、京都府立大学生命科学部附属農場のホームページ(こちら)をご覧ください。

緑のカーテンとして

「洛いも」は、つるがまっすぐ上方に伸び、最大で10メートルにもなります。また、ハート型の葉も大きく、暑さにも強いので、水やりの手間もさほどかからず、比較的簡単に緑のカーテンとして活用できます。

これまで京都府立大学が培ってきた苗の育成技術をJA京都やましろ精華町花き部会へと移転し、現在は、花き部会が「洛いも」の育苗を担っています。

「洛いも」苗は、JAグリーンマーケット(こちら)愛菜館(JA京都やましろ山田荘店)(こちら)で5月末ごろから7月上旬ごろまで販売しています。

緑のカーテンとしての「洛いも」

 

収獲・保存について

 さて、夏にはグリーンカーテンとして活躍する「洛いも」ですが、秋になると、その役目を終え、いよいよ収穫へ向けた準備が必要になってきます。

 10月になり「もうグリーンカーテンは必要ない」という場合は、茎葉をネットごと下に降ろして、プランターのうえに載せておきましょう。収穫までそのままにしておいても問題ありません。また、水やりも土が湿っていれば夏場のように毎日しなくても大丈夫です。

 10月はイモが急激に大きくなる時であり、プランターの土が盛り上がってきます。イモが土から顔を出しそうであれば、上から土をかぶせるなどしてください。イモが外気に触れると、その部分が茶色く変わってしまいます。

 11月に入ると収穫です。「洛いも」は暑さには強いですが、寒さには弱い植物です。霜が降りるとイモが腐るので、11月上旬~中旬ごろには収穫してください。11月に入っても「洛いも」の葉は緑色を保ったままですので、収穫時期を間違えて腐らせないよう注意してください。

 収穫したイモは家のなかなど温度が高く(12~13度程度)維持されている場所で保存してください。また通気の良い状態、例えば新聞紙でゆるく包む程度にして、段ボール箱に入れるなどしてください。

 最初はイモの表面から余分な水分が抜け、イモがブヨブヨに柔らかくなります。しかしそのまま置いておくと、余分な水分が抜けきって2週間後くらいにはイモは再び固まり、いつでも食べられる状態になります。

 ここで、もう1つの注意点ですが、「イモを切って一部食べ、残りは後日食べる」という場合には、変色を防ぐためにも、残ったイモにラップをして冷蔵庫で保存し、できるだけ早めに食べてください。

 JAグリーンマーケット(こちら)愛菜館(JA京都やましろ山田荘店)(こちら)で、11月上旬頃から販売されますので、ぜひお買い求めください。

収穫された洛いも

レシピのご紹介

洛いもの仲間(長いもや自然薯、つくね芋など)の食べ方といえば、短冊やすりおろしで生食するか、お好み焼きに入れるというのが一般的ですが、洛いもは癖がなく、いろいろな野菜や肉・魚などの幅広い食材に合わせやすいので、煮炊き、炒め、焼き、揚げものなど様々な料理や和菓子の材料に使うことができます。以下に、レシピをご紹介します。

洛いもと万願寺唐辛子のクリームスープ

 

 

 

 

 

材料(約5~6人前)

 ・玉ネギ            100グラム     ・生クリーム     50cc       ・洛いも          300グラム

・万願寺唐辛子 300グラム     ・チキンブイヨン650cc     ・バター             50グラム

・セロリ              25グラム     ・塩、胡椒         適量                                  

調理法

(1) 玉ネギ、洛いも、セロリを薄切りにしてバターで焦げないように炒める。          

(2) (1)の野菜が甘味が出てくればチキンブイヨンを加え柔らかくなるまで煮ていく。   

(3) 万願寺唐辛子は種を取り除き塩茹でして冷水に取り、水分を取っておく。             

(4) (2)と(3)をミキサーにかけ裏ごしをして、生クリームを加える。                               

(5) 塩・胡椒で味を調え完成。                                                                                       

【一口メモ】

上記の食材の万願寺唐辛子を他の季節の野菜(ニンジン、蕪、キャベツなど)に変えると洛いもベースの色々な季節のスープが出来ます。  

(レシピ協力:薬膳レストランあわさい)

洛いもグラタン

材料(1~2人前)

・洛いも(正味)250グラム            ・玉ネギスライス100グラム ・エダムチーズ    100グラム

・市販のホワイトシチューのルー 23グラム程度                     ・牛乳                  200cc  

調理法

(1)   洛いもは適当な大きさに切ってスライスし、グラタン皿に並べる。

(2)   玉ネギを少量の油でいため、香りが出れば牛乳を加えて少々煮込み、シチューのルーを加 え、とろみが出れば(1)にかける。

(3) (2)にチーズをふりかけ、オーブンで焼いてグラタンにする。

(レシピ協力:薬膳レストランあわさい)

洛いも饅頭

材料(35個分)

・洛いも(すりおろし)300グラム   ・上新粉            450グラム      ・砂糖               60グラム

・小豆(餡として10グラム×35個分)          350グラム                     ・水                   150cc

料理法

(1) 洛いもに砂糖を入れ、水を加えてよく練る

(2) (1)に上新粉を少しずつ加え、耳たぶの柔らかさになれば35等分にする(1個約20グラム)

(3)(2)を薄くのばし、餡を包み蒸し上げる。

(レシピ協力:薬膳レストランあわさい)

洛いものチーズ焼き

材料(2人前)

・洛いも 50グラム ・ピザ用チーズ 30グラム ・ジャガイモ 40グラム

・マヨネーズ 6グラム ・ニンジン 14グラム ・サツマイモ 40グラム ・塩 こしょう 少々

料理法

(1)洛いも・ジャガイモ・ニンジン・サツマイモの皮をむき、2センチの角切りにし、塩ゆでする。

(2)煮えたら水切りしてマヨネーズであえ、塩・こしょうで味を調える。

(3)2等分して、器またはアルミカップに入れ、ピザ用チーズを振りかけ、オーブントースターで焼く。

(4)チーズに焦げ目がついたら出来上がり。

(レシピ協力:精華町食生活改善推進員協議会「あすなろ会」(同会の他のレシピはこちら)

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事業部 産業振興課 農業振興係
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更新日:2019年03月15日