ビデオ硬性挿管用喉頭鏡追加講習を開催しました。2024年3月27日

令和6年3月27日(水曜日)に精華町消防本部にて、京都府で初めての取り組みである山城南メディカルコントロール協議会主催の、ビデオ硬性挿管用喉頭鏡追加講習を開催しました。

当日は、山城南メディカルコントロール協議会会長で相楽医師会の会長の岸田医師と学研都市病院麻酔科の久野医師を講師にお迎えし、救急救命士の再教育及び資質の向上を図るための講習を行いました。今回の講習では6名の救急救命士が受講しました。

両医師による実技指導の写真

岸田医師(右)と久野医師(左)の講師がビデオ硬性挿管用喉頭鏡の操作を指導

岸田医師による実技指導の写真

岸田医師による気道確保の指導

指導救命士による挿管の反復訓練の写真

指導救急救命士による反復訓練の指導

「ビデオ硬性挿管用喉頭鏡追加講習」って何?

救急救命士は救急の現場で指示医師の具体的な指示の下で、呼吸を助けるためのチューブを使用する救命処置を行うことが出来る国家資格を持っています。

中でも一部の救急救命士は追加で講習を受講して地域のメディカルコントロール協議会で認められれば、高度な救命処置が可能になります。その講習が「ビデオ硬性挿管用喉頭鏡追加講習」です。

ビデオ硬性挿管用喉頭鏡の訓練の写真

救命率の向上が期待できる

ビデオ映像で確認しながら救命処置(気管挿管)が行えることで、確実に気道確保が可能になります。これにより、救命率の向上が期待されるものです。

更新日:2024年04月10日