洛いも焼酎「精華の夢」ついに完成

洛いも焼酎「精華の夢」~お披露目&試飲会~が開催されました。

精華町洛いもグループ(田中正博会長)は、この度完成した洛いも焼酎「精華の夢」~お披露目&試飲会~を精華町商工会館で開催され、町民など多くの参加者に振る舞われました。 洛いもとは、沖縄や九州など南方系のヤマノイモ科の一種「ダイショ」のことで、栽培研究に取り組まれた京都府立大学と本町が結んだ連携協力包括協定の第一弾として、町の特産品として「洛いも」と名付けたものです。 夏は、環境に優しい緑のカーテンとして、秋には大きくて粘りが強い芋の収穫が楽しめる一石二鳥の優れものであり、本町の新たな特産品を目指した商品開発に取り組まれてます。 芋焼酎の商品化に向け、焼酎の本場である鹿児島大学に協力を得て、本町に隣接する奈良県で醸造・蒸留され、900本(720ミリリットル)が完成しました。 お披露目では、冒頭のあいさつで田中会長から「洛いもの生産拡大と町全体の活性化に繋がれば」との思いを述べられた後、木村精華町長や京都府立大学小沢修司副学長が祝辞を述べられました。 また、京都府山城広域振興局中西正和副局長や精華町商工会森田英照副会長も参加されました。

精華町洛いもグループの田中会長

木村精華町長

京都府立大学 小沢副学長関係者の紹介では、焼酎醸造にご協力下さった鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センター焼酎製造学部門の高峯和則教授がテレビ電話で登場され、試験醸造における詳細なお話しをご披露され、続いて、蔵元の八木酒造株式会社の八木宣樹取締役専務から初めて仕込む焼酎であり、手探りであったが、じっくり時間を掛けて発酵させることができたので良い仕上がりになったと力強いコメントがありました。洛いも焼酎の販売元で、洛いもグループの生産者である紺屋書店井上様からは、沢山売れますようにと期待の言葉が述べられました。

鹿児島大学  高峯教授(パソコン通信)

株式会社八木酒造  八木取締役専務

紺屋書店  井上様お披露目の後は、精華町議会杉浦正省議長の御発声により、乾杯が執り行われ、参加者たちから「すっきりまろやかで飲みやすい」など感想を述べられていました。

精華町議会  杉浦議長

杉浦議長乾杯

参加者全員で乾杯 お披露目の締めくくりとして、名称選考委員会で座長を務められた唎酒師・日本酒学講師の川添智未様から次のとおり講評いただきました。 洛いも焼酎「精華の夢」の完成、おめでとうございます。洛いも焼酎「精華の夢」は、ふっと土の香りがして、土の中で育ったお芋であることを感じさせます。そういうたくましさ、力強さがありながら、口に含んでころがすとまろやかな風味が広がるのです。芋臭さはなくて飲みやすく、ほのかな甘みがあります。出来上がったばかりで、まだとがった荒々しさがあるものの、熟成させればいっそうまろやかになるでしょう。前割(水で割って一晩寝かせる)して飲むと、さらにまろやかな味わいが楽しめると思います。

同じ精華町の特産であるとうがらしの料理と合わせれば、とうがらしの苦みと引き立て合うと思います。 大勢の方に親しまれ、町の特産・名産となるよう願ってやみません。

川添様コメント

唎酒師・日本酒学講師川添様

洛いも焼酎「精華の夢」 お申込みは、

紺屋書店

〒619-0241

京都府相楽郡精華町大字祝園小字二ノ坪9番地

電話0774-94-5140 ファックス0774-98-2033 E-mail

洛いも焼酎「精華の夢」

  • 洛いも焼酎 精華の夢
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更新日:2019年04月24日