令和6年度全国学力・学習状況調査の結果

令和6 年4月18 日(木曜日)に実施した、令和6年度「全国学力・学習状況調査」の結果をお知らせします。

1 調査の目的

義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、

  • 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
  • 学校における児童生徒への学習指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
  • 取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

2 対象者

小学校6年生、中学校3年生

3 調査内容

教科に関する調査
小学校国語・算数、中学校国語・数学
出題範囲は、調査する学年の前学年までに含まれる指導事項を原則とし、「主として「知識・技能」に関
する問題」と「主として「活用」に関する問題」とを一体的に問う問題が出題されている。
質問調査
児童生徒に対して、学習や生活の様子について質問により調査をしたものです。結果については、質問項
目を6 つのカテゴリー(学習状況、学校生活、自分自身、規範意識、社会との関わり、家庭生活)に分類
し、全国平均との比較や小学生と中学生の比較など特徴的な17 の質問について分析を行った。

4 教科に関する調査結果から

小学校
【正答率の比較】

  • 精華町の結果は、国語、算数ともに全国平均を上回り、特に算数では全国平均を大きく上回った。
  • 京都府平均と比較すると国語ではやや下回り、算数では4ポイント上回った。

【各教科】

  • 国語の学習内容別・問題形式別の結果から、「書くこと」と「記述式」に課題が見られた。
  • 算数の学習内容別・問題形式別の結果から、算数の学力がバランスよく身に付いていることが分かった。

中学校
【正答率の比較】

  • 精華町の結果は、国語、数学ともに全国・京都府平均を上回った。

【各教科】

  • 国語の学習内容別・問題形式別の結果から「書くこと」に課題が見られた。
  • 数学の学習内容別・問題形式別の結果から、数学の学力がバランスよく身に付いていることが分かった。特に、全国・府の平均と比較して、図形領域の正答率が優れていた。

これらの結果も踏まえ、町内小中学校では「自己調整」・「アウトプット」・「協働的な学び」をキーワードにし、求められる資質能力の育成を目指して授業改善に取り組んでいる。

5 質問調査に関する結果について

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更新日:2025年01月07日