繰り返される還付金詐欺

かつて多発した還付金詐欺。あなたは過去の話だと安心していませんか。最近、公的機関の職員などをかたった手口が再び発生しています。

事例

  1. 「医療費の還付金がある。1時間以内に手続きが必要なので、指示する連絡先に電話をするように」という電話がかかってきた。キャッシュカードと通帳を持たされ、近くのコンビニに誘導された。
  2.  「4万円の還付金がある。以前に通知したが、返事がなかった。しかし、今日までなら間に合う」と電話があった。教えてもらった番号へ電話したところ、近くのスーパーのATMに行くように指示され、指示通りに操作してしまった。
  3.  「5万円の還付金があり、関係書類を送るので、生年月日・住所・取引銀行・口座番号・預金残高・生命保険・キャッシュカードの有無などを教えてほしい」と電話があり、答えた。その後、改めて職員をかたる別の者から確認の電話があった。電話を不審に思い役所へ確認すると、電話はしていないとのことだった。

還付金詐欺の特徴

▼近くのATMへ誘導する

金融機関では、電話をしながらATMを操作する人に注意を払っていることが多いです。そこで、操作が見逃されがちな金融機関の店舗以外に設置されているATMへと誘導します。

▼早急に結論を出させる

「今日までなら間に合う」など、結論を急がせます。本当かどうかの確認をする時間を与えず、冷静に判断できないようにします。

おかしいと感じたら……

町役場などの職員が、還付金などの受け取りのためにATMで操作するように連絡することは、絶対にありません。 少しでも怪しいと思ったら個人情報を知らせないようにし、すぐに警察や消費生活センターへ連絡してください。

この記事に関するお問い合わせ先

相楽消費生活センター(相楽会館内)
 電話: 0774-72-9955(相談専用ダイヤル)
 相談時間:午前9時から正午、午後1時から4時
 相談日:月曜日~金曜日(祝、休日、年末年始を除く)

(所管:精華町 事業部 商工推進室)

更新日:2019年03月15日